日本語と英語の違いを知れば、英語が得意になる!?

夏休も半分が過ぎようとしています。

受験生の皆さん、苦手克服進んでいますか?

今回は、苦手科目の代表格「英語」について少しお手伝いしますね。

私たちが使っている日本語も皆さんが苦手な英語も、基本的にはコミュニケーションをするための「言語」です。ですが、同じ言語でもずいぶん「見た目」が違いますよね?

1つは、日本語は「ひらがな・カタカナ・漢字」を使って表現しますが、英語は「アルファベット」を使います。なので、日本語と英語では単語が違ってきますよね。

例えば、日本語で「おはよう」は、英語で「good mornig」となります。「友人」は「friend」となりますし、「パソコン」は「computer」となります。他にも色々と「英単語・熟語」の意味を覚えないといけませんね。普段使っていないわけですから、覚えるのは大変です。

2つ目は、「単語の並べ方」です。日本語で「お腹すいたね。何か食べに行きたいな。」と言う文は、英語では「I am hungry. I want to go eat something.」となります。英単語を日本語そのままの順番に並べるわけには行きません(「I hungry am. I something eat go want to.」なんて語順にはなりません)。英語には英語の単語の並べ方のルールがあります。その単語の並べ方のルールが「文法」と言われるものです。

でも言い換えれば、この2つが覚えられれば、成績は上がっていきます。「そんなことはわかってるけど、それが難しいんだよ」と言う嘆きの声が聞こえてきそうですね。

さて、あなたは「英単語・熟語」を覚えるのが苦手ですか?「文法」が苦手ですか?それとも両方?

今回は、「文法」の理解の仕方について軽くお手伝いします。

上でも書いたように、「お腹すいたね。何か食べに行きたいな。」は「I am hungry. I want to go eat something.」になります。日本語と英語では単語の並べ方が次のようになることを知っておいてください。

日本語 → 主語 + ~ + 動詞

英語  → 主語 + 動詞 + ~

例えば、「私は昨日オムライスを食べた」と言う文章を英語に直すと、「私は食べたオムライスを」

の語順になります( I ate omelet rice yesterday. )。

「何か食べに行きたいな(私は何か食べに行くことを望む)」なら、「私は望む食べること何か食べるもの」となりますので、「 I want to go eat something. 」となります。

これが英語と日本語の「単語の並べ方」の基本的な違いです。当たり前のように思いますが、実は英語が苦手な人はこれがわかっていない方が多いです。そのため、学年が進むに従って難しい文法が出てくるたびに、理解できない状態が重なって、英語が苦手になってくると言う構図です。

「単語の並べる順番」を気にして、今までの英語を見直してみると、案外わかるようになるかも知れませんよ?

残りの夏休みも頑張ってくださいね。