受験勉強 〜夏休みの目標〜

梅雨が明けました。いよいよ夏本番になりますね。

先日も書きましたが、受験生にとってはこの夏が勝負です。暑さに負けないで、苦手科目や苦手分野の克服、得意科目の高得点安定の為に、頑張って下さい。

でも「この夏休みどこまで頑張れば良いの?」と思いませんか?

そう思う人は、目標というかゴールみたいなものを設定すると良いですね。

今回は、「夏休みが終わる頃のゴールのイメージ」のお話しをしますね。

オススメは、「基本問題集が80%以上正解できる」です。

「ハードルが高い」と思いますか?それとも「そんなもんで良いの?」と思いますか?

「ハードルが高い」と思った人は、この夏で成績がかなり上がる可能性があります。

「そんなもんで良いの?」と思った人は、成績が落ちる可能性があります。

なぜなら夏休みの勉強は、「基本の定着」が重要です。

受験する学校のレベルは、様々です。ハイレベルの学校の受験だけでなく、それ以外の受験校にも出題の傾向があります。それらの問題を解けるようになるためにも、応用問題や難問と言われる問題に慣れていくのは大切です。しかし、基本が分かっていない状態では、応用問題や難問は解けません。それらは基本問題が解けてはじめて解ける問題なのです。

例えば、小学校で習う掛け算ですが、二桁や三桁の掛け算や割り算(23×14とか120÷12とかですね)を解こうとすると、その前に一桁の掛け算(九九ですね)を覚えておかないと、解けないですよね。それと同じです。いきなり難しい問題にチャレンジしても、解けません。それよりも、基本をしっかりと頭に叩き込んでから、応用問題や難問にチャレンジする方が効率が良いです。

まだ夏休みは始まったばかりです。焦る必要はありません。この夏にしっかりと基本を固めれば、秋以降は成績が上がり始めます。逆にこの夏に基本を疎かにしてしまうと、秋以降は成績が伸びません。

秋以降に成績が上がるか伸び悩むか、それの指標(「夏休みが終わる頃のゴールのイメージ」)が「基本問題集が80%以上正解できる」なのです。

この夏休み、基本を大事にしっかりと積み重ねて、秋以降に良い思いをしていきましょう!