七夕に寄せて
牽牛、織女のロマンチックな逢瀬の夜、ではある。
が、日本はひどい天災をまたも被った。新型コロナウイルスによる混乱の中、思い出多き大切な家屋を失い、丹精込めた田畑を失い、仕事の道具を失い、何より、尊い人命をあまた失った。
亀岡郵便局にほど近く、仲良し男女二体のお地蔵様が祀られている。
地蔵菩薩の真言「おんかかかびさんまえいそわか」が添えられている。ご真言を唱えながら、コロナの一日でも早い収息を願うのがここしばらくの慣例ではあるが、七夕の夜、被災した方々の安寧と地域の一日も早い復興を願うことにする。
曇天ではあるが、幸い雨は降っていない。