明智光秀が織田信長を裏切ったのは、恋人を取り戻すため!?
暗記科目として人気のない「歴史」に興味を持ってもらえたらなぁと思って書いてみますね。
今更なのですが、当塾の前に、丹波亀山城跡があります。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」が、築城した城です。
さて、この明智光秀は、いわゆる「本能寺の変」で謀反を起こし、主君である織田信長を討ち取ってしまいました。明智光秀がなぜ謀反を起こしたのかは「歴史の謎」の一つですが、この「歴史の謎」を考えてみるのは、結構楽しいものです。それが荒唐無稽な説なら、尚更楽しくなってきませんか?そこで、「なぜ明智光秀は、織田信長を裏切ったのか?」を荒唐無稽に考えていこうと思います。結論を言えば、「信長から恋人を奪い返すため!」です。
さて、この明智光秀の出自には諸説があり、はっきりしたことはわかりません。でもその諸説の中に、明智光秀と織田信長の正室「濃姫」が従兄弟同士であったとの説があります。
そこで、今回は、少女漫画風にストーリーを作っていきたいと思います。そのストーリーとは、「当人同士はいわゆる「幼馴染」の間柄であり、そこから実は「恋人同士」であった」と言う設定です。
「濃姫」は美濃の戦国大名・斎藤道三の娘であり、斎藤道三は尾張の戦国大名・織田信長と同盟を結ぶために濃姫を織田信長に嫁がせます。そのため、明智光秀と濃姫は分かれさせられてしまい、明智光秀はそれを恨みに思い、ついには織田信長を裏切ってしまいます。しかし、残念ながら明智光秀は濃姫を奪い返せず、羽柴(後の豊臣)秀吉に討ち取られてしまい、望みは叶えられず、恋人には戻れなかった」と言う悲しいストーリーです。どうですか?なかなかに面白いストーリーが出来上がりませんか?
実際にはそんな簡単なことではないとは思いますが、もし本当に従兄弟同士であったなら、あながち見当違いでもないかもしれませんね。(偉い学者先生方には、絶対に認められない説ですが・・・)
歴史とは「人間の営みの記録」であり、その「人間」は「感情」の動物です。理性的・理論的な行動が全てではありません。「ラブストーリー」的な要素が多分に反映して「歴史」が作られているのもまた事実かもしれませんね。
こんなところから、「歴史」に興味を持って勉強を進めてみるのもなかなか面白いものですよ。