特待生のがんばり

現在、特待生が3名いる。この中間テストでは、全員5教科計470点を超えてきた。さすがである。

90点平均をたたき出すことは、容易なことではない。その合計450点をさらに20点以上上回っている。だからこその特待生とも言えるのだが、彼ら彼女らに共通することがある。まじめに努力する姿勢を持っていることだ。言われたことはきちんとやってくる。覚えろと言われたことを覚えようと努力する。確かに、理解力や暗記力に優れていることも疑いのない事実だが、それだけではないのだ。

授業はめったに休まないし、成績が低迷する子にありがちな居眠りなどは絶対にしない。姿勢で注意を受けることもほとんどない。学校でもそうだが、おそらく学校でも、先生の説明に耳を傾け、わからなければ質問する。宿題はやらないといけないものだと自覚できているので、毎回やってくるし、やってくるから知識が定着しやすい。定着する知識が増えれば、興味もわくし、自ら学ぼうという気持ちも出てくる。学力アップを果たす好循環が身に備わっているのである。

期末テストでも、今回同様のがんばりを期待したい。

他の塾生は、彼らを見習って、少しでも近づけるように努力してほしいと切に願う。

やる前から、どうせ私には無理、などと決めてかかるのが一番よくない。まずやってみて、流れを作る。習慣化できるまで、しばらくがまん。ここがポイントである。

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